舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺は2.5次元舞台初心者におすすめ?実際に観てみた感想レビュー

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺

「アニメやゲームの舞台化って、ちゃんと面白いの?」
そんな疑問を抱きつつ、ずっと気になっていた“2.5次元舞台”。

実写とアニメの中間=2.5次元――なんだかあいまいで、正直ちょっと距離を感じていました。
でも最近、舞台好きの知り合いから「まずは刀ステを観てみて!」と強くすすめられて、そこまで言うなら…と、思い切って1本観てみることに。

選んだのは、かねてから名前だけはよく目にしていた人気シリーズ『刀剣乱舞』の中でも、最初の舞台作品として知られる『虚伝 燃ゆる本能寺』です。

まとめ帖

まったくの初心者だった私が、DMM TVで『虚伝 燃ゆる本能寺』を観て感じたことを、これから観ようか悩んでいる方に向けてリアルな目線でお伝えします。

目次

2.5次元舞台ってどんなもの?初心者なりに調べてみた

「2.5次元舞台」という言葉はよく見かけるけれど、具体的にどういうものなのかはよく知らなかったので、今回改めて調べてみました。

簡単に言うと、アニメやゲームなどの“2次元”の作品を、俳優さんたちが“3次元”の舞台で演じるジャンルのこと。
その中間の存在として、“2.5次元”と呼ばれているそうです。

このジャンルの特徴は、原作の世界観をどれだけリアルに再現できるかに強くこだわっている点。
衣装や照明、音響、演出など、細かい部分にまで工夫が凝らされていて、まるで原作の世界がそのまま目の前に現れたかのような臨場感があります。

とはいえ、ただの再現にとどまらないのが舞台ならではの魅力。
キャラクターとして存在しているのはもちろん、俳優さんたちの声や表情、身体の動きから伝わってくる“生”の熱量が、映像作品とはまったく違った迫力を生み出しているのだと感じました。

調べれば調べるほど、「これは観てみないと分からない世界かも…」という気持ちが強くなってきて。
そしてついに、今回初めての作品として『刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺』を選ぶことになったのです。

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺を選んだ理由

『虚伝 燃ゆる本能寺』を選んだ理由

① シリーズのはじまりとなる作品だったから

2.5次元舞台を観るのが初めてだったので、どうせならシリーズの最初の作品から観たいと思いました。
この『虚伝 燃ゆる本能寺』は、刀剣乱舞の舞台シリーズの第1作。
「登場人物たちの関係性がどう始まるのか」「どんな世界観なのか」が描かれているので、初見でも置いていかれない安心感がありました。

② 歴史モチーフとドラマ性が気になった

タイトルからもわかるように、本能寺の変が物語の軸になっていて、織田信長や明智光秀と刀剣男士たちがどう関わるのかという点がすごく興味を引きました。
歴史ものはもともと好きなので、重厚なドラマとしても楽しめそうだと感じました。

③ DMM TVで独占配信されていたから

この作品はDMM TVで独占配信されていて、月額550円(初月無料)で気軽に観られるのも決め手でした。
はじめての視聴でいきなり課金するのは少しハードルが高いですが、無料体験期間を使ってすぐに観られるのは、初心者にとって安心感がありました

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初めて観た感想|2.5次元舞台って、こんなに“すごい”の…?

正直、想像以上でした。
最初の1分で「あ、舞台って“世界観に入り込む”体験なんだ」と思ったのを覚えています。

森蘭丸の殺陣に圧倒され、そのあと表れた、謀反人明智光秀との激しい会話の応酬…。

これが刀剣の宗三左文字の夢で。

舞台美術と照明の迫力に圧倒された

戦国時代の殺伐とした雰囲気、炎の気配、そして光と影のコントラスト――。
スクリーンもCGも使わず、舞台上の照明や音響だけでここまでの緊張感と臨場感を作れるのかと、正直驚きました。

(馬が笑えたけど)

キャストの存在感が“刀”ではなく“人間”だった

キャラクターは本来「刀剣」なのに、そこにあるのは一人一人が葛藤し、何かを守ろうとする“人間”の姿
原作ゲームを知らなくても、「このキャラはこういう想いを背負っているんだな」と自然に感じ取ることができました。

ずっと緊張感があるというよりは、笑えるところもたくさんあって、画面のこちらでニヤニヤしながら見てしまった時もあります…。長谷部くんが、おはぎを口にほおばりすぎて、しゃべれなくなったところ、あれはたぶんNGなんだろうな)

まとめ帖

一人一人の性格で殺陣も違うんですよね。大河ドラマとかの時代劇の殺陣とは違って、魅せる殺陣というか決めのポーズとか格好良くって良い。

とくに印象に残っているのは、宗三左文字(…だった気がする)

初めての舞台ということもあって、正直なところ全体に圧倒されていて、誰がどのキャラかを細かく追いきれないまま終わってしまった部分もあります。
でも、不思議と宗三左文字だけは心に残っていたんです。(紙がピンク色だからかも、たぶん)

セリフの内容やシーンの細かい流れははっきり思い出せないけれど、彼の立ち姿や声のトーンになぜか引き込まれていました。

「もう一度、ちゃんとこのキャラを見てみたい」――そう思えたのは、私にとって大きな発見でした。
そして、それがすぐにできるのが配信で観られる舞台のいいところでもあります。

何度も見返せるからこそ、最初には気づけなかった細かい感情の動きや演出にも、これからじっくり触れていけそうです。

初めての2.5次元舞台として『虚伝』を観て感じたこと

これが初めて観た2.5次元舞台だったのですが、正直なところ、想像以上に引き込まれました。

難しい内容だったらどうしようとか、キャラクターがたくさん出てきて混乱するかも…という不安もあったのですが、実際には物語もキャラクターもすっと頭に入ってきて、思ったよりずっと自然に観られました。

特に印象的だったのは、「刀剣たちがただの“擬人化キャラ”ではなく、歴史の中で何かを背負い、葛藤しながら存在している」ということ。
あらかじめ歴史を知っているぶん、背景や人物の関係が理解しやすかったというのもあるかもしれません。

観終わったあと、ちょっとぼーっとしてしまうくらい、舞台の余韻が心に残りました。
熱量のあるセリフや緊張感のあるシーンが多くて、「これは単なる“原作の再現”を超えているな」と感じました。

2.5次元舞台に対して抱いていた“よく知らないジャンル”という印象は、この1本で一気に変わったと思います。
「また観てみたい」「他の作品も気になる」という気持ちが自然に湧いてきたのが、自分でも意外でした。

まとめ帖

2.5次元舞台、観てみたいけどどうしようかな…と思っているなら、一見の価値ありだと思う。初心者だからこそ、全てのスタートとなるこの作品を観てみて良かったなぁ。

次に観たい2.5次元舞台(気になった作品)

1作品観終わって、「もっといろいろな作品を知りたい」という気持ちが自然に湧いてきました。
今、気になっている作品をいくつかメモ代わりに挙げておきます。

舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜

今度は伊達政宗と関わる物語らしいです。
登場人物たちの関係性もさらに深まっていくと聞いて、すごく気になっています。

しかもDMM TVで独占配信されているのですが、レンタル形式で視聴には2,500円が必要
サブスク感覚で次々観られるわけではないので、ちょっと迷っているところです。

でも、これだけ気になってるなら思い切って観てみてもいいかも…と、今まさに葛藤中です。

ミュージカル『忍たま乱太郎』

雰囲気がまったく違いそうな、ゆるっとした笑いありの舞台も観てみたいなと。
2.5次元舞台って“感動だけじゃない”ということも体験してみたいです。

え?忍たまがミュージカル?って思ったら意外にもハマる人が多いといううわさを聞いた事があり…。
キャラクターたちのやりとりが微笑ましくて、観ているだけで元気が出るという声も多く、疲れているときにちょうど良さそうだなと思いました。

子どもの頃アニメで見ていた記憶もあるので、ちょっと懐かしさもあります。
配信で気軽に観られる作品があるし、近いうちに試してみたいです。

ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ

元々ゲーム原作の作品で、殺陣や人間ドラマの評価も高いと聞きました。
歴史ものが好きなので、こちらも気になっています。

特に、新選組がメインで描かれるというのは、個人的にかなり惹かれるポイント。
昔から新選組の史実や人物に興味があったので、彼らの生きざまを舞台でどう表現しているのか、ぜひ観てみたいと思いました。

ビジュアルの再現度も高く、役者さんの演技にも定評があるとのことで、作品世界に没入できそうです。
少し重ための物語も観てみたい気分のときに、挑戦してみようかなと思っています。

まとめ|2.5次元舞台、想像以上に“深くて感動的”

舞台って、どこか敷居が高いものだと思っていました。
しかもアニメやゲームの世界を実写で演じるなんて、本当に入り込めるのかな?と半信半疑だったのが正直なところです。

でも実際に『刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺』を観てみたら、そんな不安はすぐに吹き飛びました。
物語に込められた想い、キャラクターの背負うもの、それぞれの選択や葛藤が、画面越しにじわじわと伝わってきて――気づけば物語の中に引き込まれていたんです。

歴史をベースにしつつも、“刀剣たち”というファンタジー要素がしっかりと意味を持っていて、それが逆に人間味を強く感じさせてくれるのも印象的でした。

観終わったあと、「これはちょっとすごい世界を知ってしまったかもしれない」という不思議な余韻が残りました。
もし私のように、「気になるけど、よく知らないし…」と迷っているなら――
一度観てみると、自分の中の“舞台に対する印象”がきっと変わると思います。

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